NPO・Vハート/NPO・Vハートとは?

NPO・Vハートとは?

P1000643.JPG1度訪ねたらなぜか好きになる国ベトナム。

ベトナムで出会う子ども達の瞳は、輝いているとよく言われます。

 ベトナムは19世紀半ばフランスの植民地にされ、第二次世界大戦時には日本軍の侵略支配に苦しんだと言われています。

331.jpg大戦後はさらに、1975年4月までの15年間アメリカ軍と戦い勝利しました。

今日のベトナムの出発は、他国の長い支配による社会基盤の未整備と戦争による国土の荒廃からでした。

以後四半世紀、1986年のドイモイと呼ばれる経済開放政策を経て、意気高くしかも大らかに国づくりを進めています。

こんなベトナムの人々に、私達は共感と親しみを覚え励まされるのでしょう。

377.jpgしかし人々の努力にも関わらず、緊急に経済的社会的援助を求められている分野があります。

それは、障がい児者福祉です。
障がい児学校も障がい者施設も絶対数が足りません。

また、アメリカ軍が空からまき散らした枯れ葉剤は次世代にも影響するとみられ、障がい児が今もなお産まれています。

 ベトナムにおける障がいとは、目に見える障がいを指す場合が殆どで、知的発達障がいや自閉症スペクトラム領域の人達を障がいと政府は認めていない場合が殆どです。

そのため、公的な支援を受けることの出来ない、その方々の殆どが成人しても職に就く事が出来ず、家の中に閉じこもっています。

そのような方々の社会進出の手助けを目的としているのが、私達NPO・Vハートです。

 当初、ベトナムの首都ハノイや、ベトナム第一の商都ホーチミン市での活動を考えていましたが、どちらの人民委員会からも活動の許可が得られませんでした。

しかし、ホーチミン市のお隣りビンズォン省からの招聘があり、私達の第一歩はビンズォン省の省都トゥザウモット市から始まりました。

 私達NPO・Vハートは、ベトナムに心を寄せる多くの方々のご好意を、ベトナムの障がい児者福祉に活かすことを目的に設立した非営利団体です。

日本のこの分野での経験を生かし、人材を送り、ベトナムの人々と手を取り合いながら将来にわたって役に立つ支援に取り組んできています。

現在は、ホーチミン市からおよそ30キロ離れたビンズォン省に「障がい児者職業訓練センター」を2006年に建設し、100名を超える何らかの障害を持つ学生が寄宿しながら学んでいます。

LinkIconビンズォン省での活動へ

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その後、2009年3月14日、Nguyễn Thị Doanベトナム国家副主席が、ビンズォン省の「職業訓練センター」に表敬訪問されました。

このページに紹介されている写真は、クリックすると大きく表示されます。

Nguyễn Thị Doan氏の情報についてはこちらからLinkIconWikipedia

その後、国からの補助を得られるようになり、ビンズォン省労働傷兵社会局のバックアップのもとで、現在はビンズォン省が直接運営している形式となりました。

私たちの夢は叶いました。

日本から、ベトナムへの障がい児者支援を、国家が認めて下さいました。

IMG_0042.JPG表敬訪問の司会をするミン所長(真ん中)

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IMG_0067.JPG職業訓練センター玄関前で

IMG_0068.JPG訓練生からの歓迎を受けて入校する副主席

IMG_0071.JPG訓練生に励ましの言葉を贈る副主席

IMG_0076.JPGシルク印刷の訓練風景を興味深く見守る副主席

IMG_0079.JPGベトナム伝統工芸織物訓練教室で

P1060185.JPGしかし、残された問題があります。

当時、NPO Vハートから派遣していた、ベトナムの障がい児者福祉に対して熱心な一人の方が、
「ホーチミン市にも、障がい児者のための通所施設が必要だ!」と、ホーチミン市ゴバップ区の一軒家を借りて、ホーチミン市障がい児者自立支援作業所、G-CoCoRo作業所を2007年に立ち上げました。

NPO Vハート役員会は、立ち上げに対して反対しました。P1060323.JPG

「ベトナムの自治体から認められていない」

「今後数年に渡って、NPO Vハートの資金では、継続的な支援ができない」

「私たちの活動目標は、ベトナム国家からの活動を認められて、最終的に活動の内容が公営化されることである」

P1060326.JPG以上のような理由からです。

現在G-CoCoRo作業所には、20名前後の社会進出出来ない何らかの障がいを持った方が、毎日楽しく通所されています。

もし、このG-CoCoRo作業所がなくなってしまえば、彼らは再び家に閉じこもった生活を過ごす事となるでしょう。

そのような事にならないために、2008年11月から、このホームページを立ち上げました。

ベトナムの障がい児者支援に対して熱心な一人の日本人が、ホーチミン市に「家に閉じこもっている障がい児者の人たち、みんなおいで!」と、立ち上げた、G-CoCoRo作業所に通う人たちが今後も通えるように、G-CoCoRo作業所の運営を継続していくためです。P1060332.JPG

G-CoCoRo作業所運営継続のためには、家賃やスタッフ給与等を含めて、日本円で毎年約200万円が必要です。

御縁があってこのホームページを閲覧して下さった方々のご協力・ご支援を、よろしくお願い申し上げます。


NPO Vハート(ベトナム障がい児者支援ネット)
事務局長:中西寿夫
G-CoCoRo作業所代表:MAI ANH
G-CoCoRo作業所所長:Nguyen Hoa