NPO・Vハート?
1度訪ねたらなぜか好きになる国ベトナム。ベトナムで出会う子ども達の瞳は、輝いているとよく言われます。
ベトナムは19世紀半ばフランスの植民地にされ、第二次世界大戦時には日本軍の侵略支配に苦しんだと言われています。大戦後はさらに、1975年4月までの15年間アメリカ軍と戦い勝利しました。
今日のベトナムの出発は、他国の長い支配による社会基盤の未整備と戦争による国土の荒廃からでした。以後四半世紀、1986年のドイモイと呼ばれる経済開放政策を経て、意気高くしかも大らかに国づくりを進めています。こんなベトナムの人々に、私達は共感と親しみを覚え励まされるのでしょう。
しかし人々の努力にも関わらず、緊急に経済的社会的援助を求められている分野があります。
それは、障がい児者福祉です。障がい児学校も障がい者施設も絶対数が足りません。また、アメリカ軍が空からまき散らした枯れ葉剤は次世代にも影響するとみられ、障がい児が今もなお産まれています。
ベトナムにおける障がいとは、目に見える障がいを指す場合が殆どで、知的発達障がいや自閉症スペクトラム領域の人達を障がいと政府は認めていない場合が殆どです。
そのため、公的な支援を受けることの出来ない、その方々の殆どが成人しても職に就く事が出来ず、家の中に閉じこもっています。
そのような方々の社会進出の手助けを目的としているのが、私達NPO・Vハートです。
当初、ベトナムの首都ハノイや、ベトナム第一の商都ホーチミン市での活動を考えていましたが、どちらの人民委員会からも活動の許可が得られませんでした。
しかし、ホーチミン市のお隣りビンズォン省からの招聘があり、私達の第一歩はビンズォン省の省都トゥザウモット市から始まりました。
私達NPO・Vハートは、ベトナムに心を寄せる多くの方々のご好意を、ベトナムの障がい児者福祉に活かすことを目的に設立した非営利団体です。
日本のこの分野での経験を生かし、人材を送り、ベトナムの人々と手を取り合いながら将来にわたって役に立つ支援に取り組んできています。
現在は、ホーチミン市からおよそ30キロ離れたビンズォン省に「障がい児者職業訓練センター」を2006年に建設し、100名を超える何らかの障害を持つ学生が寄宿しながら学んでいます。
また、私達はホーチミン市ゴバップ区内に障がい児者自立支援作業所「G-CoCoRo(ジーココロ)」を運営しています。
この作業所の3階がNPO・Vハートベトナム事務所です。
NPO・Vハートは、2002年に日本の大阪で設立されました。
自ら障害を持つ篤志家の方から「ベトナムの障がい児者のために」と受け取った募金が出発点となっています
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